願ったり祈ったりしながらコードを書いています

Design, Art, Frontend

人呼んで何でも屋、frontendもbackendも触るけれど、往々にして「よしこれでいいだろう!」と自信満々にして作ったフロントエンドは見る人にえーみたいな顔をされてしまうことが多いと最近気付く。

レビューにて「デザインのコモンセンスがないってことですよ」と言われ、えっこんなにアートもデザインも好きなのにコモンセンスがないだって!?と衝撃を受けた。

 

センスがないってそんなわけはなかろうと、自分がフロントエンドを考えるときにまず何を考えているか思い返してみたところ、おそらく「いかに違和感を作るか」「引っかかりを作るか」というようなことを考えているなと思い至る。生きてくる中で、人はなんて気付かない生き物なのだろうと常々常々感じていて、気付かせるためにはまず第一に違和感を仕込むべきだ、という思想が根底にあるのだと思う。

 

と、そこまで考えたところで、それはアートなのではないかと思い至った。出典を探るほどのやる気がないのでベタ書きであるが、いかに違和感なく溶け込ませるかがデザインの大きな要素であるとするならば、いかに違和感を作るかはアートであるのだろうと。

作り手としてはつまらないの、と思うかもしれないが、もっとふつうでもっと目立たずもっと溶け込むようなものを作ればええのかね。